橘花ジン<追想>(ステンレスボトル) 45度 500ml [Batch 010 2020.12]
橘花ジン<追想>(ステンレスボトル) 45度 500ml
[Batch 010 2020.12]
販売価格: 5,000円(税別)
(税込: 5,500円)
在庫数 在庫なし
商品詳細
※当商品はご予約分で完売となりました(12/9 AM9:50)
【弊店ソムリエのテイスティングリポート】
今回新たに使用された3種のボタニカル(小しょうが、山椒、茗荷)、その名を聞いただけでもワクワクするような顔ぶれの薬味たちが絶妙な具合にブレンドされていて、口に含んだ瞬間に『これ、美味しい(^^♪』。
まず最初に山椒の風味が優しく登場。
次におろしたての生姜を想わせるような、複雑ながらも心地良いスパイシーさが見え隠れ。
そして後半は「大和橘」由来のベルガモットやオレンジなどのキュートで甘美な柑橘系の風味と「大和当帰」由来のセルフィーユを想わせるアロマとがまるで競うように、しかもさりげなく漂います。
新鮮な茗荷のほろ苦いアクセントにも好感が持てますね。
これからの寒い季節、ソーダ割りや水割りはもちろんですが、就寝前にそのままストレートでほんの一口飲むだけでも身体がポカポカと温まります。
個人的な意見ですが、薬味好きの私としてはこれまでの橘花ジンの中で一番好きかも、です(^^)
【弊店ソムリエのテイスティングリポート】
今回新たに使用された3種のボタニカル(小しょうが、山椒、茗荷)、その名を聞いただけでもワクワクするような顔ぶれの薬味たちが絶妙な具合にブレンドされていて、口に含んだ瞬間に『これ、美味しい(^^♪』。
まず最初に山椒の風味が優しく登場。
次におろしたての生姜を想わせるような、複雑ながらも心地良いスパイシーさが見え隠れ。
そして後半は「大和橘」由来のベルガモットやオレンジなどのキュートで甘美な柑橘系の風味と「大和当帰」由来のセルフィーユを想わせるアロマとがまるで競うように、しかもさりげなく漂います。
新鮮な茗荷のほろ苦いアクセントにも好感が持てますね。
これからの寒い季節、ソーダ割りや水割りはもちろんですが、就寝前にそのままストレートでほんの一口飲むだけでも身体がポカポカと温まります。
個人的な意見ですが、薬味好きの私としてはこれまでの橘花ジンの中で一番好きかも、です(^^)
商品仕様
Alc.度数 | 45度 |
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原材料 | 大和橘、大和当帰、ジュニパーベリー、小しょうが、山椒、茗荷 |
製造元 | 大和蒸留所/奈良県御所市中本町 |
他の写真
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【蔵元より】
今回蔵出しの「橘花ジン<邂逅>」は通常の橘花ジンに使用している「大和橘」「大和当帰」「ジュニパーベリー」の3種に加え、生姜、山椒、茗荷を使用しました。
いずれも現代の食文化には欠かせない、日本を代表する薬味ですが、歴史を紐解くと下記のような記述
があります。
『出真珠青玉其山有丹其木有柟杼豫樟䖨櫪投橿烏號楓香其竹篠䊈桃支有薑橘椒䋐荷不知以為
滋味有䚞猴黑雉』-魏志倭人伝の一文の中から抜粋-
この中の「有薑橘椒䋐荷不知以爲滋味」を現代読みに直すと『薑(キョウ)橘(キツ)椒(ショウ)䋐荷(ジョウカ)有り、以って滋味に為すを知らず』となります。
これは3世紀末に書かれた「三国志」の中の「魏書」第30巻「烏丸鮮卑東夷伝倭人条」(略称:魏志倭人伝)の中の一文で、当時の日本には薑(きょう=生姜)・橘(きつ=タチバナ)・椒(しょう=山椒)・䋐荷(じょうか=ミョウガ)が存在しているが、その美味しさを(倭人は)知らないと記載されているようです。
当時の日本人がこれらの食材を食さなかったのか、また美味なることを知らなかったのかの真実は不明ながらも「魏志倭人伝」には当時の日本についてそう書き表されていたのです。
しかし、現代の日本ではこれらの食材は広く活用され、日本を代表する食材となるほど美味であることはあまねく知られています。
今回のバージョンを『追想』と名付けた理由は、「今」という時間を視点に過去を振り返ること。
橘花ジンを作り始めて2年以上が経過してあらためて大和橘の歴史を振り返り、この一文を目にした時に『現代では薑・橘・椒・䋐荷が美味しい事は知ってるよ』と表現したい、そんな思いでジンにしました。
◇今回使用したボタニカルとその生産地は下記の通りです
・大和橘:奈良県高市郡明日香村産
・大和当帰:奈良県宇陀市産
・小しょうが:奈良県産
・山椒:奈良県宇陀郡曽爾村産
・茗荷:明日香村、及び曽爾村産