【都美人|穏坐】兵庫県・淡路島の日本酒

都美人酒造/兵庫県 【都美人|穏坐】 [新着商品]

◇蔵の紹介

淡路島は、国生みの神話の舞台として、古事記や日本書紀に登場する古代ロマンに溢れる島です。

都美人酒造は昭和20年に島の南部の10軒の酒蔵が一つに合併してできた酒造会社で、酒銘『都美人』はその中の一軒が使用していた、元は伏見の酒造家の商標でした。
創業当初に存在した様々な銘柄から一番響きの良い名前を採用したいわれがあります。
米の持つ滋味を味と香りにどう生かすかを課題とし、酒造りの基本である山廃仕込を創業以来頑なに守り続ける、時代に媚びない正統派の蔵であると自負されています。
山廃と速醸を併用することにより、やや厚味の酒質ながらスッキリとした中にも奥行きの深い味わいを生かし、特に燗上がりのする酒質は昔ながらの日本酒の神髄との評価を得ております。
平成24年(2012年)の年末には前任・山内杜氏の設計による実に機能的なパネル式の麹室が完成し、併せて洗米機、甑(こしき)、放冷機も一新されました。
杜氏や蔵人がそのポテンシャルをフルに発揮できる舞台が整ったわけです。

◇杜氏の紹介
      
2023酒造年度より能登杜氏の重鎮・家 修(いえ おさむ) 氏が都美人酒造の杜氏に就任されました。
これまでに黒龍酒造(福井県「黒龍」)、喜多酒造(滋賀県「喜楽長」)、小堀酒造店(石川県「萬歳楽」)などの名だたる銘醸蔵の杜氏を歴任。
全国新酒鑑評会金賞を始め、公式の鑑評会における金賞受賞は数知れず、今や自他共に認める能登杜氏トップの実力者です。

※「ミスター・パーフェクト」と呼ばれた男

平成28年に開催された第112回能登杜氏自醸清酒品評会における最高賞(金沢国税局長賞・能登杜氏名工賞)を家杜氏が受賞された際には審査員全員が最高点を付けるという快挙。
爾来、若手の能登杜氏からは「ミスター・パーフェクト」と呼ばれる存在となったとか…。

◇IWC2024 SAKE部門「Champion Sake」受賞

2024年7月に開催されたIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)の日本酒部門において、最優秀賞となる「Champion Sake」に「都美人 太陽」が選ばれました。
家修杜氏、就任1年目の快挙となりました。
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